夕方、自宅の近くでイソヒヨドリが「ピーピー」鳴き騒ぐ声。またカラ
スにいじめられているかと窓を開けてみると、イソヒヨドリのオス
が目の前に。

止っていたフェンスの下は、急傾斜地のコンクリート擁壁の天辺
。桑の実を咥えたイソヒヨドリ。

くるりと振り返り、後ろ側の隣家の方に翼を振って「こちらにおい
で」アピール。

で、その後ろのお宅の濡れ縁の靴の上に、イソヒヨドリの巣立ち
雛がちょこん止っています。自宅の窓から6Mぐらいのところ。

イソヒヨドリのオス親はこの子に餌を見せて、こちらおいでと誘っ
ていたのです。ヒトの家の濡れ縁に子供がいれば、心配するの
は当然。

時々、こちらの目を盗んで雛に餌を運んでいました。

「ついておいで」という様な顔つき。でもこの子なかなか動き
ません。

でも、私がヒナを見ていると親鳥がこの様に怖い顔をしてこちら
を向いて騒ぎ・威嚇します。この距離窓から4mぐらい。

すごい迫力であります。
何もしないので餌をあげて。

時々、ヒナの居る方に餌を咥えて、「ここまでおいで」。
濡れ縁の雛から、この親鳥のところまでは、フェンスのネットを
くぐってこないと来れません。

何回かお父さんのトライでやっとネットをくぐって出てきました。

ここでご飯を貰ったら、またまたネットをくぐって戻ってしまいました。

餌を運んでいたのは、オスのイソヒヨドリだけ。おそらく、早めに巣
立ってしまった雛を、オス親がずっとエサをやり続けているのでしょ
う。人も鳥もお父さんは大変。やんちゃな子供に振り回されます。
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